航空部用語集

機材用語

(注・重要度は、その用語が各係においてにいかに重要かを表したものである。)

1・・・べつに知らなくても良い。
2・・・知らなくても良いが、知っていると便利。
3・・・そのうち知ることになる。
4・・・かなり重要で、知ってほしいこと。
5・・・機材係になるうえでまずおぼえましょう。


機体 自動車 その他


バラスト(機材関係重要度5)・・・いわゆるおもり。グライダーに乗る際、体重が軽い人が重心位置を合わせるために操縦席に積む。中の金属がなんであるかが、その大学の経済力をしめしている。鉛、銅、銀、金、プラチナ、劣化ウランなどが使われるらしい。

プライヤー(機材関係重要度5)・・・1.実際に鋏む部分と、可動部分との間に完全な空洞があるペンチ。これがまたなにかと役に立つ工具で、機体、機材、自動車など、あらゆる工具ボックスの中に入っている。”困ったときのプライヤー”という標語ができるほどの名品。
2.南欧に原産するツツジ科の灌木で、その根はパイプとして有名。野ばら・いばらもブライヤーというが、これとは別である。

メガネレンチ(機材関係重要度4)・・・おもに自動車関係で、ボルト、ナットをしめるのに使う工具。ただ、サイズが合わないことが多いので、一台の車でも多数のメガネレンチを揃える必要がある。

スパン(機体関係重要度4)・・・1.グライダーの両翼の長さを表す指標。
2.橋やアーチの径間(わたりま)。支間全幅。
3.おしりをたたくこと。この快音が出せるようになるまでは長い鍛錬が必要だ。

スパナ(機材関係重要度4)・・・おもに自動車関係で、ボルト、ナットをしめるのに使う工具。ただ、サイズが合わないことが多いので、一台の車でも多数のスパナを揃える必要がある。

ラジオペンチ(機材関係重要度4)・・・先が尖った形になっているペンチ。細かい作業をするときに重宝する。

ペンチ(機材関係重要度3)・・・日曜大工の王様。ライバル、プライヤーと日々しのぎを削っているが、航空部的にはあまり出番がない。。

ニッパー(機材関係重要度3)・・・銅線を切る道具。プラモデルを作るときにも役立つ。

ウォーターポンププライヤー(機材関係重要度2)・・・その名のとおり、自動車のウォーターポンプを交換するときにに便利な機材。

ヴァイスプライヤー(機材関係重要度2)・・・あごの大きさを自由に変えられるプライヤー。だが、あまり使い勝手は良くない。

カッター(機材関係重要度3)・・・1.主に切る道具。 2.大多数の高校の夏の制服。エリのあたりがすぐ黒くなる。

緩衝索(かんしょうさく)(機材関係重要度4)・・・ナイロンロープを幾重にも編んで作る衝撃吸収用のロープ。主に、I索とパラシュートとの間に付けられる。これを編むには長時間の努力と根性が必要。ただし、これが編めないと機材係としても航空部員としても半人前!?

プラグコネクション
(機材関係重要度4)・・・別名トーストフックとも言われる機材。コネクションリングと対になっており、その2つの間では取り外しが楽。I索を交換する際に簡単なので、I索と緩衝索の間にセットでつけられることが多い。みかけより値段が高いので無駄使い注意!

コネクションリング(機材関係重要度4)・・・別名トーストリングとも言われる機材。プラグコネクションと対になっており、その2つの間では取り外しが楽。I索を交換する際に簡単なので、I索と緩衝索の間にセットでつけられることが多い。みかけより値段が高いので無駄使い注意!

他にも、たくさんの工具や機材があるが、詳しくは機材係に聞こう。

 

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